2017.11.20
渋谷玲子
11月16日に大阪にて、Access活用の基礎の研修を公開セミナーの形式で行いました。
- 対象者
Excelでのデータ管理に限界を感じている方、大量のデータを扱いたい方、
Access興味のある方など、初心者向けのAccess研修です。
- 目的
Accessを使って、データの保存や活用、データベースファイルの運用の方法を習得することを
目的とする研修です。
- 内容
データベースファイルを新規に作成することから始まり、「受注管理システム」を構築することで、
Accessのデータベースオブジェクト(テーブル、クエリ、フォーム、レポート、マクロ)の役割と
その作成方法や使い方を体験、習得するというプログラムです。
実際によくあるケースとして、テーブルは、Excelデータをインポートして作成します。
テーブルについては、データ型の種類、主キーの意義やリレーションシップの作成、参照整合性を
設定する効用までをカバーしました。
クエリは、抽出条件の設定の仕方、演算フィールドの追加、グループ集計を紹介しました。
フォームは、テーブルを元に作成し、入力支援に関わる機能(カナや住所の自動入力など)を
中心に、レポートは、明細と集計を表示する帳票を見ていきました。
そしてマクロでは、フォームに配置したボタンをクリックすることで、フォームやレポートを
開くというしくみ作りにチャレンジしていただきました。
- 受講者の反応など
Accessは初めて、業務で使っているが、やりたいことがすべてできているわけではない、
以前に独学で取り組んだか、途中で挫折してしまったので、またチャレンジしたいと思って
Access研修に参加したなど、ご受講者のバックグラウンドはさまざまでした。講義中だけでなく、休憩時間や研修終了後にも、いくつものご質問をいただき、
各自の課題解決の機会としていただけたようです。