2017.11.27
渋谷玲子
11月22日に大阪にて、Accessシステム構築入門の企業研修を行いました。
- 対象者
社内で受講を希望された方に参加いただきました。開催回数や時期が限られる
社内研修への参加を希望する方が多く、開催頻度を増やしてほしいとの声も
あると伺っています。
- 目的
Accessを使ったデータの保存や活用の方法を理解することを目的とするAccess研修です。
- 内容
「受注管理システム」を題材にして、Accessのファイルを新規に作成することから始まり、
Accessの構造とデータベースオブジェクト(テーブル、クエリ、フォーム、レポート、
マクロ)の役割とその作り方と使い方を学んでいただきました。
要所で、Excelとの違いについても触れました。
テーブルは、Excelのデータをインポートすることで作成し、主キーやデータ型、
リレーションシップの設定とその意義を紹介しました。
クエリでは、並べ替えやさまざまな条件の設定方法や、演算フィールドの追加を扱いました。
フォームでは、入力支援の機能の設定とその効用を中心に学習し、レポートでは、
宛名ラベルを作成しました。
マクロについては、「フォームに配置したボタンをクリックすることで、他のフォームや
レポートを開く」という最もよく使う方法を体験していただきました。
- 受講者の反応など
講義中や休憩時間には、いくつも質問が出されて、積極的に取り組む様子が伺えました。
また、すでにAccessでやりたいと思っていることがあり、その実現方法についての
問い合わせもあり、自身の業務に生かしたいという意欲が伝わってきました。