2017.12.05
渋谷玲子
11月29日に、公開セミナーの形式でAccess基礎研修を行いました。
- 対象者
Access入門の講座を受講済か、同等の経験を持つことを前提として、
Accessによるデータ管理に関心がある方を対象にしたAccess研修です。
- 目的
Accessの構造を理解し、データの保存や活用の仕方、データベースファイルの運用方法を
習得することを目的として受講いただきました。
- 内容
「受注管理」を題材にして、Accessシステムを構築しながら、データベースオブジェクト
(テーブル、クエリ、フォーム、レポート、マクロ)の作成や活用方法を学習します。
テーブルについては、主キーやデータ型、テーブル同士のリレーションシップの設定や
参照整合性の意義を扱いました。
クエリでは、抽出条件の設定のほかに、演算フィールドの追加や集計を見ていきました。
フォームでは、コントロールの操作とともに、入力支援に関わる設定とその効果を確認していただき、
レポートについては、明細と集計とを表示できることを紹介しました。
ここまでに作成したオブジェクトを、マクロを使って開けることを体験していただきました。
また、データベースの運用に関わる機能として、データベースの最適化やパスワードの設定と解除を
紹介しました。
- 受講者の反応など
講義中だけでなく休憩時間や終了後にも、多くのご質問をいただき、自身の業務での活用を
念頭に置いて臨んでいる様子が伺えました。応用編があれば受講したいという声もあったようです。