直後にCtrl+Zで元に戻します
しばしば「おせっかい」と言われるWordの機能があります。たとえば段落番号が勝手に振られる、メールアドレスを入力すると、勝手に
ハイパーリンクが設定される、英単語の先頭が大文字になるなど。
既定では、「入力オートフォーマット」や「オートコレクト」が設定されているためで、煩わしいようであれば、これを解除すればよいです。
1.「ファイル」タブから「オプション」を選択
2.「Wordのオプション」が表示されるので、「文章校正」から「オートコレクト」を選択
3.「オートコレクト」が表示されるので、「入力オートフォーマット」「オートレクト」で、自動でやってほしくない項目のチェックボックスを外す
そもそもは、表記のゆれをなくす、表記を統一することが、この機能の目的としてあるはず。そこで、自動の処理を有効にしたままで、「今はやらなくてよい」ときに回避できればよいという使い方もあります。
たとえば、箇条書きの行頭文字や段落番号。
3.xxxxxxxxxxxxxx
のあとでEnterキーを押すと、
4.
となりますが、そのままEnterキーを続けて押せば、4.は消えます。
たとえば、ハイパーリンク。
xxx@bit-a.jpのように、@を含むメールアドレスとして認識できる文字列を入力して、Enterキーを押すと、ハイパーリンクが設定されますが、直後にCtrl+Zで元に戻せば、ハイパーリンクがなかったことになります。
英単語の先頭が大文字になる、半角で(c)と入力するとコピーライトの記号になる、というオートコレクトの場合も同様です。