2014.10.11
田中裕明
Escキーを押します
Access2010では、式の入力支援ツールとして、IntelliSense(インテリセンス)が導入されました。アルファベットの入力を開始すると、その文字で始まる関数名がドロップダウンリストで表示されるので、使いたい関数名を一覧から選択することで入力できます。自分で関数名をフルで入力せずとも、補完をしてくれる機能です。
IntelliSenseは、クエリの条件や、テーブルでのフィールドのプロパティ、フォームやレポートのコントロールのコントロールソース、そしてこれらを入力するときに使用できる式ビルダーなどで働きます。
ただ、関数名を入力するわけではないのに(たとえば、クエリで条件値の文字列を入力するときなど)、アルファベットを入力するとドロップダウンリストが表示されるのが煩わしいときは、Escを押すとドロップダウンリストは非表示になります。再びドロップダウンリストを表示するには、Ctrl+Spaceキーを押します。