2014.10.11
田中裕明
表示形式を設定します
数値の小数点以下の表示は、「小数点以下の表示桁数を増やす」「小数点以下の表示桁数を減らす」)で調整することができます。桁を増やしたり減らしたり際には、見た目上で四捨五入されていますが、実際に数値が端数処理されているわけではありません。
実際に数値を端数処理するには、ROUND、ROUNDUP、ROUNDDOWN関数(それぞれ、四捨五入、切り上げ、切り捨て)を使います。これらの関数は、どの位まで求めるかを2つ目の引数「桁数」で指定します。なお、関数で端数処理した結果と表示形式は別ものです。
たとえば、「桁数」を「2」として小数点第二位まで求めても、表示形式で小数点以下の桁数が「0」となっていれば、1の位までしか表示されません。
1の位までの表示には、見た目上の四捨五入が使われます。また、小数点第二位まで求めたとき、表示形式で小数点以下の桁数を2より大きくすると小数点第二位より後(第三位から)は、0が続くだけになります。