2014.10.12
田中裕明
「集計」で「WHERE条件」を指定します
クエリのデザイングリッドの「集計」で、「グループ化」または合計などの集計方法を指定したフィールドの「抽出条件」に条件を設定すると、グループ化されたデータに対して抽出条件が設定されます。
一方、抽出したレコードに対してグループ集計を行うには、抽出条件を設定するフィールドの「集計」で「Where条件」を指定します。たとえば、「日付」フィールドが2012年4月以降のデータに対して、顧客ごとの売り上げ金額の合計を求めるときは、「日付」フィールドの「集計」で「Where条件」を指定し、「抽出条件」に「>=#2012/04/01#」と記述します(入力時は>=2012/4/1でよい)。
SQLビューで見ると、条件の指定の記述は、前者では「GROUPBYグループ化のフィールドHAVING条件式」、
後者では「WHERE条件式GROUPBYグループ化のフィールド」となります。