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Excel : 日付に対応する曜日を使いたいとき

2014.10.13
田中裕明

表示形式や関数を使用します

Excelで日付に対応する曜日を扱う方法はいくつかあります。それぞれ次のような使い道があります。

【表示形式】
カレンダーやスケジュール表などで、曜日も表示したいような場合は、表示形式を設定すればよいと思います。たとえば、A列に日付、B列に曜日を表示するとして、セルB2には=A2と入力し、「セルの書式設定」ダイアログボックスで「表示形式」タブの「ユーザー定義」を選択し、「種類」に「aaa」と入力します。
月、火などの曜日が表示されます。「種類」で「aaaa」とすれば月曜日、火曜日、「ddd」とすればMon、Tue、「dddd」とすればMonday、Tuesdayの表示になります。

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【Weekday関数】
Weekday関数は、曜日を数値で返します。返されるのが数値であるのが都合がよいのは値を比較しやすいこと・条件式の中で使いやすいことです。たとえば、週末の日付のセルに色をつけるとすると条件付き書式を使用します。条件には、「=Weekday(セル番地,2)>=6」とすれば、土曜日と日曜日に書式が設定されます。Weekday関数の書式は、Weekday(日付,種類)で、「種類」を「1」とすると日曜から土曜の順で数値の1~7が戻り値となります(「種類」を省略すると「1」と指定したとみなされます)。「種類」を「2」とすると月曜から日曜の順で、数値の1~7が戻り値となります。平日と週末で区別をつけるには、「種類」を「2」として戻り値が6未満か6以上かで判断するのがシンプルと思います。

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【Text関数】
Text関数を使用して、日付に対応する曜日を表す文字列を求められます。=Text(B2,”aaa”)とすれば、月、火などの曜日の文字列が戻り値となります。値として曜日が得られれば、集計の基準にできます。たとえば、ピボットテーブルを使用して曜日別の売上合計などを求められます。

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