2014.10.16
田中裕明
コントロールソースを設定します
フォームやレポートをデザインビューで見たとき、テキストボックスに表示されているのは「コントロールソース」です。たとえば、「売上明細」テーブルを元にしたフォームにあるテキストボックスに「商品コード」と表示されていれば、「売上明細」テーブルの「商品コード」フィールドに紐付られたコントロールということになります。
つまり、そのテキストボックスには、「商品コード」フィールドに格納されている値が表示されるし、そのテキストボックスで値を入力すると、「商品コード」フィールドに格納される、ということです。
既存のフォームやレポートに新しくテキストボックスを配置すると、「非連結」と表示されます。フォームまたはレポートの元になっているテーブルやクエリのどのフィールドとも紐付いていない、ということです。このようなテキストボックスの使い道は、
・コントロールソースに式を設定して、既存のフィールドを使った演算結果を表示する
・フォームであれば、実行時に(フォームビューで)そのテキストボックスに入力される値を使用して、クエリの条件値にするなどがあります。
なお、ラベルに表示される文字列は、「標題」に設定されている内容です。