テキストボックスを追加してコントロールソースに式を設定します
テーブルやクエリをもとにして作成したフォームをデザインビューにしたとき、そのフォーム上に配置されているテキストボックスに表示されている文字列は「コントロールソース」を表しています(コントロールの名前ではありません)。
たとえば、テキストボックスに「商品コード」を表示されていれば、そのテキストボックスのコントロールソースが「商品コード」であり、フォームのもととなるテーブルやクエリ(レコードソース)の「商品コード」フィールドに紐付けされているということです。つまり、フォームビューにしたとき、そのテキストボックスに表示される値は「商品コード」フィールドに入力されている値であり、そのテキストボックスに値を入力すると、「商品コード」フィールドに保存されます。
「デザイン」タブから手動でテキストボックスを追加すると、デザインビューではそのテキストボックスには「非連結」と表示されます。フォームのレコードソースのどのフィールドとも紐付られていない・関連付けられていない、という意です。
たとえば、それが何らかの演算結果を表示するためのテキストボックスであれば、プロパティシートを使用して「コントロールソース」に演算式を指定します。あるいは、そこに入力される値を抽出条件に使うのであれば、非連結のままとなります。