ラベルを切り取って貼り付けます
フォームやレポートに、テキストボックスやコンボボックスなどのデータを入力・表示するためのコントロールを配置すると、対になるラベルも同時に配置され、既定ではセットで管理されます。
ところが、編集をしているときにラベルを消去してまって、再度、配置し直すと、テキストボックス等との関連はないものと見なされます。そのことを表す示す緑色の三角形がラベルに表示されているときには、ラベルを選択すると現れる警告のオプションから「ラベルをコントロールと関連付ける」で関連付けを復活させることができます。
ただ、他のコントロールと関連付けされていないのに、緑色の三角形が表示されなくなることもあります。たとえば、関連付けをしないままに上書き保存をして開き直すなどした場合などです。次の例では、「商品名」のラベルが相当します。
これを対になるべきテキストボックスと関連付けをさせるには、
1. ラベルを切り取り
2. 関連付けするテキストボックスを選択して貼り付け
を実行します。すると選択していたテキストボックスと対になるラベルと認識されるようになります。
一度配置して文字列を表示させておくだけなら、関連付けはなくてもかまわないませんが、対になるテキストボックスと一緒に移動したいときや、テキストボックスの「使用不可」のプロパティを利用したいときなどは、関連付けしておくのが扱いやすくなります。ラベル自体には「使用不可」プロパティはありませんが、関連付けされたコントロールの「使用不可」と連動します。「使用不可」を「はい」にすると、関連付けられたラベルもグレーアウトします。