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Access : CSVファイルをインポートすると、数値がテキストになってしまうとき

2014.12.12
田中裕明

CSVファイルの「テキスト区切り記号」を確認し、あとからデータ型を変更します

CSVファイルをインポートしてテーブルとして使うことができます。「外部データ」タブの「インポートとリンク」にある「テキスト」を選択して、インポートを実行しますが、「テキスト区切り記号」として何が使われているかを注意する必要があります。
「カンマでデータが区切られている」のがCSVファイルで、それ以外の絶対的な決め事はありません。つまり、文字列をダブルクオテーションで囲むのか、シングルクオテーションで囲むのか、何もつけないのか、などはCSVファイルを作るときに決めることなので、すべてのCSVファイルで同じわけではありません。Accessでは(Excelでも)、文字列はダブルクオテーションで囲むというのが約束なので、CSVファイルでもダブルクオテーションがあれば、それは、データそのものではなく「テキスト区切り記号」であると自動的に認識します。

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シングルクオテーションが使われているときに、そのままインポートしてしまうと、シングルクオテーションもデータの一部として扱われます。
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そこで、「テキストインポートウィザード」の「テキスト区切り記号」でシングルクオテーション」を選択します。こうすることで、シングルクオテーションは、記号であると認識されます。
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ただし、値が数字のみであってもデータ型はテキスト型のままです。数値型としたければ、データ型を変更します。すべてのレコードについて、そのフィールドの値が数字だけであれば、データ型を変更しても、問題はありません。


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