文字を日付にする関数や書式を指定する関数を使用します
外部から提供されたデータをExcelに取り込んで利用することはよくあることです。 そして、そのままでは思うような結果が得られないということも、しばしばあります。 そんなときは、まずはデータを整える:同じ意味のものは同じ表現にすることから始まります。
たとえば、ばらばらの形式で日付が文字データで入力されているデータをyymmddの形式に揃えないといけないようなとき。
2012年2月29日、12年02月29日、平成24年2月29日、2012/2/29、12/02/29、12-2-29、H24年2月29日、20120229
最終的に得たいのは、文字データなのですが、一旦、日付データにしてから文字列にするのが手っ取り早いです。すべてを一度に同じ処理ではないですが。
2012年2月29日、12年02月29日、平成24年2月29日、2012/2/29、12/02/29、12-2-29はDATEVALUE関数で すべて同じ日付値に変換できます ( DATEVALUE(文字列))
その日付をTEXT関数でyymmddの形式にします( TEXT(日付値,”yymmdd”) )。
DATEVALUEで日付に変換できない場合は、エラー値(#VALUE!)となります。H24年2月29日、20120229 です。
DATEVALUE関数の結果がエラー値のときは、たとえば、先頭が”H”で始まるか・そうでないかの場合分けで、それぞれに対する処置を変えることができます。 バラバラのように見えるデータでも、いくつかに場合わけ(グルーピング)できる・何らかの規則性が見つけられるような状態であれば、何とかなることが多いです。