12月13日 Excel2016グラフ作成テクニック研修を実施しました
- 対象者
Excel経験者(初級~中級レベル)
Excelグラフを効率よく作成したい方
- 目的
基本的なグラフの作成・編集方法を習得する
- 内容
グラフ作成の原則として、作成手順・グラフの種類・構成要素を理解して上で、実際に棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフを作成しながら基礎知識の習得、基本操作の確認を中心に3時間の講義を行います。グラフの作成手順として、最も大切なポイントとして、次の3つを説明。
1)グラフにしたいセル範囲を選択する
2)グラフの種類を選択する
3)グラフの位置やサイズ、書式などを設定する
次に、グラフの種類として、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフにおいて表現したい内容によって、適切な種類の説明を理解して頂きます。グラフの構成要素としては、特にグラフエリアとプロットエリアの役割(区分)を中心に理解をして頂きました。棒グラフにおいては、範囲選択の確認を徹底して理解してもらい、挿入タブからの作成を実施。移動の時には、必ずグラフエリアを掴んで移動させる等、受講生が我流で覚えているために、勘違いしやすいポイントを中心に進めます。折れ線グラフ、棒グラフにおいてもそれぞれの種類における用途や、機能を中心に講義を進めて、基礎知識を確認しながら、特にグラフ作成における間違った覚えかたを修正する講座として定評があります。
- 受講生の反応
コロナ過の影響が大きいかと思っていましたが、今回は申込が満席で参加者は若干の欠席者はいたものの比較的多く参加頂きました。通常はExcelに自信のある経験者が多い傾向にありますが、今回も初心者がおられましたので、比較的スローペースで進行しました。グラフにおいては非効率的な作成手順を先入観的に覚えていることが多い為、基礎から勉強したいとする参加者が多いのが傾向です。そのためか講座を進めていくに従い、徐々に我流にて間違った効率の悪い方法でグラフ作成を行っていたことに気付かれた受講生もおられました。これは他の講座も共通ですが、特にExcelについては、皆さんある程度の知識をお持ちの方が多いため、新たな発見をされる確率が高いのが特徴です。特に、グラフ移動の際のプロットエリアを移動させる等、日頃何気なくされている事が、間違った手順としてほとんどの方が再認識されます。また、グラフ作成手順の際、最も多く勘違いをされているポイントに範囲選択の仕方があります。完成例に基づいて範囲選択をしてもらうと、必要の無い合計欄まで選択される受講生が今回も後を絶ちません。ただし、自分の理解度が低い方ほど評価が低いのは今回もその傾向が見られたのは残念ではありますが、ほとんどの受講生からは「すごく勉強になりました」「改めて基本の重要性を知りました」「楽しかったです」等々評価も上々で、全員満足の評価を頂きました。
野住明浩