2024.02.06
渋谷玲子
2月6日に、Accessの基礎を学習する公開セミナーを行いました。
- 対象者
・Access初心者
・Accessで何ができるのか、Excelとは何が違うのかを知りたい方
・Excelでのデータ管理に限界を感じている方
・Excelデータをデータベースへ移行することを検討している方
- 目的
・業務システムを構築する過程を通じて、Accessでデータを保存、活用、管理する方法を習得する
・簡易な業務システムをAccessで作成できるようになる
- 内容
・Accessの構成:データベースオブジェクトの種類とその役割
・データベースファイルの作成
・テーブルの作成
– Excelデータのインポートによるテーブル作成
– テーブルの設定:主キー、データ型、フィールドサイズ
– リレーションシップの設定、参照整合性の意義と効果
・クエリの作成
– クエリによる並べ替え、抽出条件の設定、演算フィールドの追加
– グループ集計
・フォームの作成
– 単票形式のフォームの作成
– 表形式のフォームの作成
– 入力支援に関わるコントロールの設定
(ふりがな、住所入力支援、定型入力、IME入力モード)
・レポートの作成
– 宛名ラベル
– レポートのレコードソース
・マクロの作成とフォームを利用したマクロの実行
– フォームを開く/レポートを開くアクションの指定
– メニュー画面の作成:ボタンの配置、クリック時イベントの設定
・Accessのオプションの設定
– 初期画面の設定
– 最適化と修復
・パスワードの設定
– 排他モードで開く
- 受講者の反応など
「受注管理」を目的とした業務システムを構築する過程を通じて
Accessの特徴や利点、各データベースオブジェクトの役割や設定の意義・要点、
Excelとの違いなどを学んでいただきました。
実際に手を動かして作成することで、Accessがどのようなものかを
体験できた、業務で使用している既存のAccessシステムを編集するときに
どうすればよいかがわかった等の感想がありました。