2021.10.22
渋谷玲子
10月21日に、Excelのマクロ記録をテーマとする企業研修を行いました。
- 対象者
・マクロとは何かを知りたい方
・マクロを使うことの効用を知りたい方
・Excelを使用した業務の効率化を図りたい方
・マクロを使ってみたい方
- 目的
・マクロの自動記録を使用して、Excelの操作を自動化する
・自動記録の有用性を理解する
・外部データの取り込み処理を自動化する
- 内容
・マクロとは何か
・マクロを使用するための準備:開発タブの表示
・マクロの記録と実行
・マクロを含むファイルの保存
・さまざまマクロの実行方法
– ボタンや図形のクリックによる実行
– クイックアクセスツールバーからの実行
– ショートカットキーによる実行
・マクロの汎用性
– 操作対象の「選択」について
– 操作の違いによる記録の違い:マウス操作とキー操作、ショートカットキーの違い
– 絶対参照での記録と相対参照での記録
・マクロの編集
– 自動記録では記述されないステートメントの追記とその効果
– 記録した複数のマクロを一括実行するためのマクロの作成と実行
- 受講者の反応など
マクロについての経験は、ご受講者によってさまざまなようでしたが、
マクロ記録でできることの広さや有用性を理解いただけたようです。
複数のマクロ記録をして、そのクロの実行結果を対比することで、
操作によって記録のされ方が異なること、絶対参照/相対参照での記録の違い等を
納得できた様子でした。CSVデータの一覧への追加とピボットテーブルへの反映や、
テキストファイルのデータの取り込みとデータのクレンジングといった課題を通じて、
自身の業務での利用イメージを考えながら取り組んでいただけたようでした。
課題の取り組み中や、休憩時間、講義終了後と、多くの質問をいただき、前向きな姿勢が
窺えました。