DATEVALUE関数を使います
セル上では表示されていないれども、数式バーを見ると、’1のように先頭に「’」(シングルクオテーション)がついていることがあります。数値を数字として入力するときの方法の一つで、たとえば、全角文字の数字を入力するには、’1とすると数字(文字列)になります。
このままでも、四則演算などでは、数値として計算されるし、たとえば、これが’2014/8/22のように日付を表す文字列の場合は、YEAR関数などの日付関数の引数に使うことはできます。
ですが、実態は文字列なので、このままでは望ましくないのは並べ替えをしたとき。辞書順に並ぶので、昇順に並べると「10」が「2」より先に、「2014/10/1」が「2014/8/22」より先に出現します。
‘をとるには、セル上に表示されていればデータの一部ということなので、置換すればよいのですが、このケースでは、適用できません。 そこで、エラーチェックが表示されていれば(セルの左上に緑色の三角形が表示されていれば)、「数値に変換する」を選択します。
エラーチェックが表示されていないときは、VALUE関数を使うのが簡単です。引数に文字列(数字)を指定すると、数値に変換してくれます。
‘2014/8/22のように日付を表す文字列では、エラーチェックは表示されないので、DATEVALUE関数を使います。日付を表す文字列を引数に指定すると、日付値に変換されます。