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Excel : 先頭にシングルクオテーションが入力されて文字の扱いになっている日付を日付値にしたいとき

2014.10.21
田中裕明

DATEVALUE関数を使います

セル上では表示されていないれども、数式バーを見ると、’1のように先頭に「’」(シングルクオテーション)がついていることがあります。数値を数字として入力するときの方法の一つで、たとえば、全角文字の数字を入力するには、’1とすると数字(文字列)になります。

このままでも、四則演算などでは、数値として計算されるし、たとえば、これが’2014/8/22のように日付を表す文字列の場合は、YEAR関数などの日付関数の引数に使うことはできます。

ですが、実態は文字列なので、このままでは望ましくないのは並べ替えをしたとき。辞書順に並ぶので、昇順に並べると「10」が「2」より先に、「2014/10/1」が「2014/8/22」より先に出現します。

‘をとるには、セル上に表示されていればデータの一部ということなので、置換すればよいのですが、このケースでは、適用できません。 そこで、エラーチェックが表示されていれば(セルの左上に緑色の三角形が表示されていれば)、「数値に変換する」を選択します。

エラーチェックが表示されていないときは、VALUE関数を使うのが簡単です。引数に文字列(数字)を指定すると、数値に変換してくれます。

‘2014/8/22のように日付を表す文字列では、エラーチェックは表示されないので、DATEVALUE関数を使います。日付を表す文字列を引数に指定すると、日付値に変換されます。

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