2019.03.28
渋谷玲子
3月25日に公開セミナーの形式で、Excelのマクロ記録とVBAを主なテーマとしたExcel研修を行いました。
- 対象者
・営業管理、進捗管理等の業務記録をExcelで行っている方
・複数のデータを集約して活用したい方
・マクロで何ができるか知りたい方。
・マクロの自動記録ではできないことの自動化を図りたい方
- 目的
・適切なデータの入力や保存ができる
・Excel 操作を自動化できる
・複数ファイルのデータを集約できる
- 内容
・データの持ち方と入力支援
- 一覧表のルールとテーブル
- テーブルの効用
- 名前の定義
- データの入力規則
・マクロの記録と実行
- マクロ記録
- マクロの実行
- マクロ記録における留意点:
操作の違いによる記録の違い、絶対参照による記録と相対参照による記録
・マクロ記録と繰り返し処理の組み合わせによる複数ファイルの取り込みの自動化
– For ~ Next
– Do ~ Loop
– Dir関数
- 受講者の反応など
テーブルと名前の定義は、あまり馴染みのないトピックのようでしたが、
その有用性を体感いただけたようです。
マクロの自動記録では、有効に使うため留意点やポイントを講義と課題を通じて押さえ、
VBAでは、マクロ記録でできることは記録に任せ、記録できないことを追加したり編集することで、
業務に生かせるExcelマクロ/VBAを習得するというコンセプトのもとに、熱心に取り組む姿勢が伺えました。
これまでもマクロを使ってはいたが、今回の研修の内容まで踏み込んだものではなかったので、
今後に活かせそうだという声も寄せられ、実務での活用を考えながら臨んでいただけたようです。