2020.01.26
佐藤美奈子
Excel「実践」使える関数とショートカット」を実施しました
- 対象者
業務で使用するExcel関数を習得したい方 - 目的
「実践」「実務」でよく使う・使いこなしたい関数を習得する
関数を組み合わせて使えるようになる
効率的な操作方法を習得する - 内容
1日6時間の研修です。
1.データの整形:文字列の結合・分解
受注一覧、顧客情報一覧のデータを整える関数
(DATE、LEFT、MID、RIGHT、LEN、IFなど)
2.データの端数処理、集計
値引き金額の端数処理を行う関数
(ROUND、INTなど)
所在地や顧客名で合計、月ごとの件数の集計を行う関数
(SUMIF、COUNTIFなど)
複数条件に合致するデータの集計を行う関数
(DSUM、DAVERAGEなど)
3.条件による処理、参照処理、エラー処理
配送表や納品書の作成などに使用する関数
(VLOOKUP、IFERROR、MATCH、INDEXなど) - 受講者の反応など
本日ご参加いただいた皆様は、1日の業務の中でExcelの使用頻度が高い方がお集まりいただいた印象でした。あらかじめ関数が入力済の帳票への入力や修正の機会はあるけれども、それらの関数がどんな意味があるのか、そして、関数の書式もなんとなく使用してきた方が比較的多く、業務イメージはあらかじめお持ちで関数に集中して勉強したいという思いでご参加のようでした。モチベーションが大変高い状態からのスタートでしたので、一つ一つの関数の書式の意味やどんな時に活用すべきかなど、講座の中で作成した関数を何度も見直し、理解しようとしている様子が伝わってきました。納得がいかなければ質問で解決し、今、ここで覚えるという姿勢でご受講いただいていました。課題やテキストの参考箇所なども何故そうなのかその他の手順で操作してもよいものかなど、ご自身の操作手順を確認する方もおられました。休憩時間のご質問で解決し、最終課題まですべて終了した方もおられます。
皆様の熱気が感じられ、講師としても身の引き締まる思いと共にどのような点に疑問を持たれるのか積極的に皆様のお話を伺えて、より分かりやすく伝わりやすくご案内していこうという気持ちにさせられました。今まで知っている関数で複雑な数式を立てていた方は、もっと簡単な方法があったという気付きにつながったようです。どのような意味なのか分からないまま使っていた関数を理解することが出来てよかったです。などのお声もありました。全体的に早速業務に活用していただけそうです。