2018.05.25
渋谷玲子
5月21日に、公開セミナーの形式で、経理業務担当者向けのExcel研修を行いました。
- 対象者
・経理業務でExcelを使用する方
・簿記経理の知識を実務で活かしたい方
- 目的
ピボットテーブルや関数を活用して、仕訳帳の集計や原価償却費の計算などが
できるようになる
- 内容
・総勘定元帳の作成
– 一覧表とテーブル
– ピボットテーブルで仕訳帳を集計
フィールドの追加、レイアウトの変更、集計方法の変更など
計算の種類、表示形式の設定等
– ドリルスルーによる元帳の作成・試算表の作成
– GETPIVOTDATA関数によるデータ参照
– IFERROR関数によるエラーの回避・減価償却の計算
– 関数による端数の処理
ROUND、ROUNDDOWN、ROUNDUP
– VLOOKUP関数による別表の参照
– IF関数を使用した条件による処理
- 受講者の反応など
経理で扱うデータを題材にしたことで、自身の業務での活用を考えながら
受講いただけたようで、休憩時間にも実務を想定したご質問をいただきました。一覧表をテーブルにする意義、ピボットテーブルでは、計算の種類を指定することで
さまざまな演算が可能なこと、集約と明細をシンプルな操作で行えること、
GETPIVOTDATA関数の有用性などへの関心の高さが伺えました。また、教材に用意してあったデータの入力規則の設定など、日頃気になっていたことを
解消する機会にもなったようです。