2018.08.10
渋谷玲子
8月3日に、公開セミナーの形式で、Access基礎の研修を行いました。
- 対象者
・Access初心者
・Acessで何ができるか、Excelとの違いを知りたい方
・Excelでのデータ管理に限界を感じている方
・Excelデータのデータベースへの移行を検討している方
- 目的
・業務システムを構築する過程を通じて、Accessでデータを保存、活用、管理する方法を習得する
・簡易な業務システムを作成できるようになる
- 内容
・Accessの構成:データベースオブジェクトの種類とその役割
・データベースファイルの作成
・Excelデータのインポート
– テーブルの設定:主キー、データ型、フィールドサイズ
– リレーションシップの設定、参照整合性の意義と効果
・クエリの作成
・クエリによる並べ替え、条件の設定、演算フィールドの追加、グループ集計
・フォームの作成
– 単票形式のフォーム、表形式のフォームの作成
・コントロールの扱い
– 入力支援に関する設定:ふりがな、住所入力支援、定型入力、IME入力モード
・明細と集計を表示するレポートの作成
– コントロール書式、改ページの設定
・マクロの作成とフォームを利用したマクロの実行
・Accessのオプションの設定
- 受講者の反応など
「受注管理システムの構築」を題材にして、新規にAccessファイルを作成することから始め、
テーブル、クエリ、フォーム、レポート、マクロの作成と編集をおこなう過程で
Accessの構造やそれぞれのオブジェクトの役割と設定方法や活用の仕方について
操作に慣れるとともに、理解を深めていただきました。
休憩時間や研修終了後にも、現場で起きている課題や解決方法などについて、度々ご質問を
いただき、自身の業務を見直す機会にもしていただけたようです。