2019.01.22
渋谷玲子
1月21日に、公開セミナーの形式で、経理業務担当者向けのExcel研修を行いました。
- 対象者
・経理業務でExcelを使用する方
・簿記経理の知識を実務で活かしたい方
- 目的
ピボットテーブルや関数を活用して、仕訳帳の集計や減価償却費の計算などが
できるようになる
- 内容
・総勘定元帳の作成
– 一覧表のルール
– テーブルの効用
– ピボットテーブルで仕訳帳を集計
– フィールドの追加、レイアウトの変更、集計方法の変更など
- 計算の種類、表示形式の設定等
– ドリルスルーによる元帳の作成
・試算表の作成
– GETPIVOTDATA関数によるデータ参照
– IFERROR関数によるエラーの回避
・減価償却の計算
– IF関数を使用した条件による処理
– DATEDIF関数による期間の算出
– VLOOKUP関数による別表の参照
– 関数による端数の処理:ROUND、ROUNDDOWN、ROUNDUP
- 受講者の反応など
経理業務で扱うデータを題材にして、一覧表をテーブルにする効用や、
ピボットテーブルでは、計算の種類を指定することでさまざまな演算が可能であり、
複数の集計値を同時に表示できること、集約と明細への展開との行き来が
シンプルな操作で行えることなどを講義と課題を通じて体感いただけたようです。
GETPIVOTDATA関数は、馴染みの薄いトピックのようでしたが、その有用性を知るとともに
設定におけるセル参照の仕方など、Excelの機能の確認にもなったようでした。