10月18日 データ集計テクニック基礎に関する研修を3時間で実施しました。
データベース機能の基本についての研修ですから、一覧表作成のルール、並べ替えやフィルタからピボットテーブルまで実務にお役立ていただくための基礎固めを行っております。
今回の参加者の皆様は、Excelで何らかのデータ集計のご経験のある方が半数程。その他の方はデータベース機能については初めての様子でしたが、Excelは使い慣れている方がほとんどでしたから比較的スムーズに進行されました。
この分野はExcelを使い慣れている方であれば、コマンドのボタンからある程度直感的に探しながら操作したり、検討をつけておおよそのデータ状況について結果を抽出することは可能ですから、「なんとなく使えている」または「使えそうと感じる分野」と思われます。
しかし、細かく条件に合った操作をしようとしているうちに、なぜ他のデータと異なる並びになるデータがあるのか、特別な操作をした覚えがないのに意図しない結果になるケースがあるなど、細かいなところが気になってくるという、面白い分野ともいえるのではないでしょうか。
本日は特に日頃、様々な場面に遭遇している方も多くご参加なさいましたから、これまで使用していた方法で問題なかったのか、ハッとしたような表情で食い入るように見つめる方、
さらに、「そうするとこのような場合はどうなりますか?」など、実務を想定したご質問も活発にいただきました。
例えば、Excelのアウトラインの小計ボタンからの集計で出来る事と出来ない事についての様々な確認のご質問や、その出来ない事については、他にどんな方法があるのかなどの疑問をいただく場面もあり、発展的な問題として用意していたオプション問題も取り入れてご案内するなど、いつもよりも踏み込んだ内容もご案内することが出来たと思います。
また、解説時のデモンストレーションで例として使用した機能に興味をお持ちになり、業務に活用しようと休憩時間に相談しあって操作しご質問をいただいた企業の方々もおられました。
何事も基礎固めは、遠回りのようで一番の近道ともいえます。今後もより一層業務にお役立ていただけるような研修になりますよう心掛けてまいりたいと思います。