2014.11.07
田中裕明
EXACT関数を使用します
オートフィルターでは、英字の大文字と小文字は区別しません。EXCEL、excel、Excelはすべて同じと見なされます。フィルターのボタンをクリックして表示されるのは、入力されているデータの上から見つかった順のデータが表示されます。
これらを別のデータとしてフィルターで抽出するには、元のデータを大文字または小文字に変換し、それをEXACT関数で元の値と比較します。
次の例では、大文字のデータを抽出するとして、E列にUPEER関数を入力してC列の文字列を大文字に変換しています。F列には、EXACT関数を入力して元のC列とE列のデータを引数に指定しています。
EXACT(文字列1,文字列2)の書式で、引数に指定された文字列が同じであればTRUE、そうでなければFALSEを返します。この関数は大文字と小文字を区別します。
オートフィルターでEXCELを抽出したければ、C列で「Excel」を選択し、F列で「TRUE」を選択します。