2019.05.22
渋谷玲子
5月21日に、公開セミナーの形式で、経理業務担当者向けのExcel研修を行いました。
- 対象者
・経理業務でExcelを使用する方
・簿記経理の知識を実務で活かしたい方
- 目的
ピボットテーブルや関数を活用して、仕訳帳の集計や減価償却費の計算などができるようになる
- 内容
・総勘定元帳の作成
– 一覧表のルール
– テーブルの効用
– ピボットテーブルで仕訳帳を集計
フィールドの追加、レイアウトの変更、集計方法の変更、算の種類、表示形式の設定等
– ドリルスルーによる元帳の作成
– レポートフィルターページによる集計シートの作成
・試算表の作成
– GETPIVOTDATA関数による集計値の参照
– IFERROR関数によるエラーの回避
・減価償却の計算
– 関数による端数の処理
ROUND、ROUNDDOWN、ROUNDUP
– DATEDIF関数による期間の算出
– VLOOKUP関数による別表の参照
– IF関数を使用した条件による処理
- 受講者の反応など
一覧表をテーブルにする意義や、ピボットテーブルでは、
集計の方法や計算の種類を指定することでさまざまな演算が可能なこと、
集計表のレイアウトの変更や集約と明細の行き来をシンプルな操作で行えること、
GETPIVOTDATA関数の有用性などへの関心の高さが伺えました。
また、VLOKKUP関数など、日頃使っている項目でも、理解があいまいだったことを
見直し・整理する機会にもなったようです。