2021.09.22
渋谷玲子
9月21日に、Excelのマクロ記録をテーマとする企業研修を行いました。
- 対象者
・マクロとは何かを知りたい方
・マクロを使うことの効用を知りたい方
・Excelを使用した業務の効率化を図りたい方
・マクロを使ってみたい方
- 目的
・マクロの自動記録を使用して、Excelの操作を自動化する
・自動記録の有用性を理解する
・外部データの取り込み処理を自動化する
- 内容
・マクロとは何か
・マクロを使用するための準備:開発タブの表示
・マクロの記録と実行
・マクロを含むファイルの保存
・さまざまマクロの実行方法
– ボタンや図形のクリックによる実行
– クイックアクセスツールバーからの実行
– ショートカットキーによる実行
・マクロの汎用性
– 操作対象の「選択」について
– 操作の違いによる記録の違い:マウス操作とキー操作、ショートカットキーの違い
– 絶対参照での記録と相対参照での記録
・マクロの編集
– 自動記録では記述されないステートメントの追記とその効果
– 記録した複数のマクロを一括実行するためのマクロの作成と実行
- 受講者の反応など
開発タブの表示とよく使うコマンドの確認から始めて、操作ステップの少ない処理を題材にした
マクロの記録と実行を、講義と課題で繰り返しながら、徐々にステップ数の多い処理の
マクロ化へ移行することで習得いただきました。
マクロの実行結果を比較することで、操作によって記録のされ方が異なること、
絶対参照/相対参照での記録の違い等を納得できた様子でした。
CSVデータの一覧への追加とピボットテーブルへの反映といった課題を通じて
自身の業務での利用イメージを考えながら取り組んでいただけたようでした。
講義中、休憩時間、講義終了後と終始、多くの質問をいただき、自分事として臨む
積極的な姿勢が窺えました。