2018.06.15
渋谷玲子
6月8日に、公開セミナーの形式で、Access基礎の研修を行いました。
- 対象者
・Access初心者
・Acessで何ができるか知りたい方
・Excelでのデータ管理に限界を感じている方
・Excelデータのデータベースへの移行を検討している方
- 目的
業務システムを構築しながら、Accessでデータを保存、活用、管理する方法を習得する
- 内容
・Accessの構成:データベースオブジェクトの種類とその役割
・データベースファイルの作成
・Excelデータのインポート
・テーブルの設定:主キー、データ型、フィールドサイズ
・リレーションシップの設定、参照整合性の意義
・クエリの作成
・クエリによる並べ替え、条件の設定、演算フィールドの追加、グループ集計
・フォームの作成
・コントロールの扱い
・入力支援に関する設定:ふりがな、住所入力支援、定型入力、IME入力モード
・明細と集計を表示するレポートの作成
・書式、改ページの設定
・マクロの作成とフォームを利用したマクロの実行
・Accessのオプションの設定
- 受講者の反応など
「受注管理」を題材にして、Accessによるシステム構築を体験していただきました。
新規にAccessファイルを作成することから始め、テーブル、クエリ、フォーム、レポート、
マクロの作成と編集をおこなう過程で、Accessの構造やそれぞれのオブジェクトの役割と
活用の仕方について理解を深める様子が伺えました。自身の業務で扱っているExcelデータは、こういう追加や更新をしているのだが、
それをAccessに取り込むのはどうすればよいか、といった実務に即した質問も
度々いただき、業務での活用イメージを描いていただけたようです。