2020.01.28
佐藤美奈子
Access超入門研修を実施しました
- 対象者
Access初心者 - 目的
Accessがどういうものかを理解する
Accessを業務に活用するための基礎知識を得る - 内容
3時間で簡単な顧客管理のデータベースを作成します。
Excelデータベース(現在運用中と想定される)をAccessにインポートしテーブルを作成し、主なオブジェクト(クエリ・フォーム・レポート・マクロ)の作成を通してAccessの基本操作を学習します。
各オブジェクトの役割、Accessの特徴やExcelとの違いなども確認しながら進めます。 - 受講者の反応など
本日ご参加の皆様は、Access初心者の方、ユーザーとして使用経験のある方、自己流でご経験のある方などお集まりいただいた様子です。Excelはほとんどの方が使用経験があるようでしたが、使用頻度はばらつきがある様子でした。本日も今月の傾向である通年の業務経験からスキルアップした方がご参加いただいている印象です。もしかしたら、受講レベルとしては次のステップのAccess基礎講座の方がより適しているのではないかと思われる方も通常よりも多くご参加いただいておりました。とはいえ本講座の目的でもあるAccessがどういうものなのか基本中の基本から勉強することを目的としてご参加の方もご受講いただいておりますので、本講座の役割を逸脱しない範囲内で、追加のご案内も多めに進行させていただくことで調整させていただきました。
冒頭ではどのようなデータベースを作成するのか全員で確認します。各部の名称や役割、各オブジェクトでどのようなことが出来、本講座の完成例ではどのような目的で作成しているのかも操作しながら確認します。完成例でイメージをもっていただくことで、本日作成するデータベースがどのようなものなのか全体像をつかんだ上で作成に入っていきます。
そして、冒頭で確認した完成例と同じものを一つ一つ作成していくことで、基本操作を体験しながら徐々に慣れていっていただきます。
本日は、普段よりもレベル高めの方の割合が多く、全体的に早く終了しましたので、事例紹介と合わせて、目的のデータベースの特徴により今後どのような勉強が必要になってくるのかなどのご案内もさせていただきました。その点は、本講座ではテキストに掲載されていない部分も含み、スクリーンで事例のデータをご覧いただいたりしながら、ご案内させていただきましたので、少し難しく感じた方もおられたかもしれませんが、Accessでは、本日の内容の次のステップとして多くの機能があることや、どのようなことが出来そうかということは知っていただけたと思われます。
ご参加いただいた皆様からは、「全く初めてでしたが、理解しながら進めることが出来ました」「今後の業務改善に役立てたいと思います」「次の講座も受講してみたいと思いました」などのお声がありました。
Accessではどのようなことが出来るのかを知り、現在の業務で使用していくには現状維持でよいのかどうか、またはもっと勉強すべきことがあるのかなど、業務で活用したり、今後の受講計画の判断材料にもなった様子でした。